建築用語 か〜かの 
17.02.13
建築用語目次

あ〜あの
あは〜あん




か〜かの
かは〜かん





し〜しの
しは〜しん



た〜たの
たは〜たん



と〜との
とは〜とん





は〜はの
はは〜はん

ふ〜ふの
ふは〜ふん
















A
B
C
D
E
F
G
H
I
J
K
L
M
N
O
P
Q
R
S
T
U
V
W
X
Y
Z

・開先(かいさき)(0317)
 溶接する2部材の小口同士の形状をいう。たとえば柱−梁接合部などでは、全断面を完全に溶け込ませる必要があるため、開先が施工される。

・介錯ロープ(かいしゃく―)(0328)
 揚重機で物を上げ下ろしするときに、吊り荷の片端に取り付ける補助ロープ。

・解体作業(かいたいさぎょう)
 demolition work

・階段の踏み面と蹴上げ寸法(かいだんのふみづらとけあげすんぽう
 階段の勾配はおおむね20゜〜45゜にある蹴上げRと踏み面Tは2R+T≒63が有効だとされる。R=15 T=30の組み合わせは昇りやすい階段として病院で用いられる。この組み合わせをおぼえておき、Rが1増えるとTは2減ると考えるとよい。

・階段枠(かいだんわく)(0422)
 枠組足場などの、各層作業床間を昇降するための階段のこと。

・改良深度(かいりょうしんど)
 地盤改良工事の深度方向の改良範囲。杭基礎が堅固な支持層を必要とするのに対し、戸建住宅を支持できる程度の地層に到達するまでを改良する。

・返り墨(かえりずみ)(0095)
 仕上げ面から一定寸法離して打つ仕上げ墨のこと。同様の意味であり、区別せずに使われることもある。

・返し壁(かえしかべ)(0288)
 壁型枠の内壁 (または外壁) の反対側の型枠を指す。また、型粋が2枚で構成される壁の場合、1枚を先に組み、次に配筋してから残りの1枚の壁を組むこと。

・返し勾配(かえしこうばい)(0260)
 勾配角が45度より大きいときにその角度から45度を差し引いた勾配のこと。

・隠し釘(かくしくぎ)(0379)
 継目の実部分などに釘を打ち込む手法。実継ぎの板張り壁やフローリングで用いられる。

・拡底(かくてい)
 場所打ちコンクリート杭の支持力を増すために底部を掘り広げること。

・額縁(がくぶち)(0354)
 ケーシングともいう。窓や出入口とその周囲の壁とが接する部分に取り付ける部材。枠と言ったほうがわかりやすいかもしれません。

・かけや
 大型の木槌で、梁入れなど、木材が各々必要面に設置させるときに使用する道具。

・かご型足場(−がたあしば)(0419)
 基礎工事なとで、地盤以下の建築工事などに設けられる足場。

・重ね裁ち(かさねだち)(0393)
 壁紙を上張りする際に、縁を2〜3cmほど重ねて張り、重なった部分を2枚一緒に切って両方の余分を取り除く工法。施工が速く、接合部分が日立たない。

・重ね破り(かさねばり)(0393)
 簡単な壁紙の上張り方法の一つで、接合部を1cmほど重ねながら張っていくもの。和紙など、継目を意匠とする場合に用いられる。

・火山性ガラス質複層板(かざんせい−しつふくそうばん)<
 VSボードともいう。火山性ガラス質堆積物質と人造鉱物繊維保温材を主原料にする建築用ボードで、製品は軽量で強度が強く、難燃性、防蟻性に加え低ホルムアルデヒド放散性を兼ね備える。商品名の「ダイライト」(大建工業)でも知られる。

・可視光線(かしこうせん)(0413)
 直接目に見える光。一般にその波長は下限で380nmと400nmとの間に、上限で760nmと780nmとの間にとられる(1nmナノメートル=10-9m)。

・荷重(かじゅう)
構造力学では集中荷重、分布荷重、モーメント荷重などに置き換えて表示する

・荷重受け(かじゅううけ)(0347)
 パネルのファスナーのうち、自重を支持するものを指す。この荷重受けをパネル上部に設ける方式を上吊り、下部に設けるものを下置きと呼び、水平目地の位置などによって使い分ける。

・拍手(かしわで)(0470)
 誰もが自然に覚えている、日本独特の敬礼である。簡単なようにも思えるが、正式な作法は意外に知られていないので注意する。まず、胸の前で両手を合わせて、右手を少しすり下げる。次いでゆっくり左右に開き打ち合わせる。そしてもう一度打ち合わせ、二度打ち給わったら、右手をすり上げもとのように両手を合わせ、ゆっくり手を下ろし元に戻す。なお、指と指の間は開いてはならず、また両手は肩幅はどに開くのがよい。

・ガス圧接工(圧接技量資格者)(―あっせつこう)(あっせつぎりょうしかくしゃ)(0218)
 鉄筋をつなぐ方法は、重ね継手(ラップジョイント)とガス圧接がほとんどである。細い鉄筋は、鉄筋工が重ね合わせて結束するが、太物(径の大きな鉄筋)は高度の技術を有した資格者がガス圧接でつなぐ。

・鎹(かすがい)(0104)
 2つの材を止めるために打付けるコの字をした金物のこと。諺に「子はかすがい」とあるようによく知られた金物でるが、強度はあまり期待できない。コの字の先は少し開いていて、打ち込むにつれて2材を引付けるように用いるのが正しい。コの字の角度が直角になっているものを手違い(てちがい)と言う。

・ガスケット(0345)
 カーテンウォールでは目地内に取り付けて水や空気を遮るためのゴム部品を指す。板状や丸棒、中空 (環状) などさまざまなものがある。板状のガスケットを通称ひれゴムという。クロロプレンゴムやシリコンゴムなど材料の種類も多く、耐火性能をもたせたガスケットもある。

・ガス溶接(−ようせつ)(0477)
 酸素・アセチレン、その他のガスを用い、ガス炎の熱で行う溶接。溶接棒を使う方法とガス圧接とがある。

・仮設鍛冶工(かせつかじこう)(0226)
アーク溶接、ガス溶断により仮設、本説の鋼材を加工する職人。型枠セパレーター溶接、アンカーボルトのセットなどを行う。

・ガセットプレート(0478)
 柱、梁、隅肉部などに集合する部材を接合するために用いる鋼板

・風の乱れ(かぜのみだれ)
 turbulence of wind
 風速の変動の状態。風速の変動頻度、瞬間風速の平均値に対する標準偏差、風速のパワースペクトルなどで表される。

・加速度スペクトラム(かそくどすぺくとらむ)
 ある一つの地震についていろいろな建物がどういうような加速度を受けるかというもの。

・型板ガラス(かたいたがらす)(0059)
 型付き回転ロールの間を通して、片面に模様を付けたガラス(JIS R 3203)。通過する光が拡散するので、視線は遮られるが柔らかい光が生まれる。型のついた面は汚れるがつきやすく、水が付着すると透けて見える場合があるので取り付ける場合、型の面をどちらにするか注意が必要。

・片押し(かたおし)(0274)
 コンクリートの打設において建物平面の片側からコンクリートを流し込み、一度に最終の高さまで打ち上げながら移動していくコンクリートの打設方法。打設時間が短縮でき、配筋の乱れも少なくてすむが、型枠全体が歪む危険がある。

・片引き(かたびき)
 single sliding
 1枚の戸を壁に平行して滑らせる開閉方式

・片引戸(かたびきど)
 single sliding door
 片引き形式の戸。引戸で戸が1枚のもの。壁の表面に沿って引開ける普通の引戸と、壁の中に引き込んで開ける引込み戸とがある。引違い戸が開口の半分しか開くことができないのに対し、開口部全体を開けることが特徴。

・型枠(かたわく)(0283)
 打設されたコンクリートを設計上の形状や寸法に保ち、コンクリートが必要な強度に達するまで支持する仮設構造物の総称。一般的には存置期間を経た後、取り外される。

・型枠解体工(ばらし屋)(かたわくかいたいこう)(−や)(219)
 型枠のなかに流し込んだコンクリートの強度が出た時点で、バールなどを用いて型枠を外す職人。型枠大工が兼任することが多いが、最近は専門化される傾向がある。解体後は材料が転用しやすいように釘仕舞、ケレン、集積などを行う。

・型枠存置期間(かたわくぞんちきかん)(0277)
 『JASS5鉄筋コンクリート工事』では、型枠の存置期間を定めている。これによると、スラブの支保工はコンクリート強度が基準以上でなければ解体できないことになる。また、コンクリートの硬化後に型枠を解体することをばらすという。

・型枠大工(かたわくだいく)(216)
 コンクリートを流し込む型枠を組み立てる職人。鉄筋コンクリート造の建物では、鉄筋工と並んで工程と品質を左右する重要な職種である。打放し仕上げの場合などは、パネルの割付けや取付け金物の打込みなどにも気を配る必要があり、仕上げに精通している必要がある。通常の現場では、型枠大工が墨出しと型枠解体を行う。

・勝ち・負け(かち・まけ)(256)
 部材同士の接合部の位置関係を指す言葉。たとえば、木造の柱と土台の納め方で、柱が基礎コンクリートまで伸びたものを柱勝ち(はしらがち)、土台の上に柱が載っているものを土台勝ち(どだいがち)と呼ぶ。また、RC造の梁では、鉄筋の重ね継手で上筋となるものが、「勝つ」側である。

・勝手(かって)(258)
 一定寸法より過ぎている、あるいは過剰な状態のこと。「開き勝手」は少し開き気味のこと。

・勝手墨(かってずみ)
 どこにどの部材が来るのかを記す印。

・カーテンウォール(かーてんうぉーる)
 curtain wall
 ?非耐力壁の総称。「帳壁」ともいう。
 ?近代建築において構造体としての骨組みの前面に空間区画のために設けられる薄い壁、従って煉瓦造や石造の壁面んのように荷重支持の機能を持たない。その材質は金属パネル・ガラス・ブロック・プレキャストなど多様であるが、この方式によって全面ガラス張りの建築も可能となり、近代建築の相貎が一変した。一般にはパネル化されて工場で生産され、足場なしで取り付けられるものをいう。
 ?中世の城郭における城壁。

・カート打ち(−うち)(0274)
 コンクリートの打設において、打設高さを2〜3回に区切って打設する方法。片寄った打設による型枠全体の歪みなどを防ぐ。

・角締め(かどじめ)(0289)
 建物の角にはコンクリートの側圧が急激にかかりやすいため、壁、柱などの出隅にあたる部分の型枠をチェーンやターンバックルなどを使って補強すること。角引き[かどびき]ともいう。

・矩折り金物(かなおりかなもの)(110)
 帯鉄を直角に曲げて、ボルト穴をあけた金物のこと。通し柱と胴差しの補強に用いられるが、現在では羽子板金物を2つ用いる方が多い。

・金槌(かなづち)
 玄能(げんのう)、とんかちともいう。軸組工法での釘打ちに使用する。
 枠組壁工法で使用する金槌は段打面が凸凹しており、形状に違いがある。

・金物工(かなものこう)(234)
 製作金物を取り付ける職人は、非常に広範囲で専業化していることが多い。たとえば、玄関のステンレス庇、外装のアルミ鋳物、階段・ベランダのスチール手摺など材料は多岐にわたる。また、製法には板金、溶接、鋳造、鍛造などの種類があり、仕上げにはヘアライン、鏡面、電解着色、塗装など千差万別である。

・矩(かね)(260)
 直角のこと。また、直角よりも開いることを鈍矩(なまがね)という。類似後で矩折り(かねおり)は直角に曲がった状態のこと。

・矩を巻く(かねをまく)(250)
 矩を振る(かねをふる)ともいう。直角の墨を出すこと。


目次へ戻る